さとやまカレンダー

2017.05.20

プロジェクト

里山で生きる! アーティスト集まれ ―現代美術の展覧会 さとやま発、現代アートを見に行こう。

里山で生きる! アーティスト集まれ ―現代美術の展覧会

ベルリンから広島に帰国した美術作家によるリレー個展を開催中。 第二弾は、米倉大五郎による絵画展『色水の折り目 FOLDS of PAINTS』を開催します。 米倉大五郎は、まるで絵の具で折り紙をしたような不思議な絵画作品を展示予定。詳細はホームページをご覧ください。

 

「色水の折り目」或いは絵画空間の探求者

シンプルな構図、冷徹な筆致、明瞭な立体感を映し出す陰影のモノトーン、 そしてそれらの相乗効果から得体の知れない存在感を漂わせる絵画作品。 今度の MM プロジェクトでは、そのような絵画作品を生み出す米倉大五 郎による個展『FOLDS of PAINT – 色水の折り目 -』を開催致します。 彼独特の絵画空間は、鏡面状に研磨したパネルの上に、アクリル絵具を 垂らして、絵筆に見立てたシリコンシート(又は PP シート)を使って、 絵具を素早く塗り込み、折り返すようにして描いた形象から生み出されて います。その筆致は(ほぼ)一筆書きで瞬く間に描かれることから、水墨 画や書道の表現に類似しています。さらに、もう一つ別の観点から重要な 指摘をしておきます。それは、彼の表現手法が「折り紙」にも似ていることです。「折り紙」は色面を線にそって折ることで立体を形成しますが、対 して彼の作品は、絵具(色水)を曲線状に折り込むように運筆させて立体 感を伴う描写を形成しています。換言すれば、固体の色紙(いろがみ)が 液体の色水(絵具)に置き換えられた作品とも言えるでしょう。このよう に、彼独自の表現手法は、彼特有の絵画空間を生み出しています。 ここで一旦視点を変えて絵画の歴史を振り返れば(例えばルネサンスの 遠近法や江戸時代の浮世絵から現代へと思いを巡らせれば)絵画史が絵画 空間への探求と方法論の更新による歴史であることへと思い至る筈です。 絵画空間への探求。それは、探検家が未踏の地平を、或いは数学者が未知 の数式を、また或いは物理学者が未知の宇宙像を追い求めることに似てい ます。米倉大五郎はそんな探求者の一人なのです。

 

プロジェクト・イベント名 里山で生きる! アーティスト集まれ ―現代美術の展覧会
開催日時 5月20日(土)~6月28日(水)10:00~17:30〔毎週木曜休廊〕
開催場所 mm project(安芸太田町 加計5313)
参加申し込みについて 不要
連絡先等

mm project (現代アートギャラリー&アートプロジェクトスペース)

0826-22-6777

https://www.mmprojectart.com/

https://www.facebook.com/mmprojectart/?fref=ts

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