さとやま通信

2017.10.03

『さとやまグリーンアクション × スマイル アフリカ プロジェクト』 学校紹介No.2(安芸太田町立筒賀小学校・東広島市立三永小学校)

「スマイル アフリカ プロジェクト」はシドニー五輪女子マラソン金メダリストの高橋尚子さんがフロントランナーとして取り組むプロジェクトです。

子どもの成長に伴い,サイズが合わなくなって履けなくなったシューズを集めて,アフリカの子ども達に贈り,子ども達が笑顔で元気よく走り出せるようサポートしています。

さとやま未来博においては,この活動に加えて,豊かな自然環境をはじめとする,さとやまの多様な資源にも目を向け,その大切さに気付くこと,そして,さとやまの現在・未来について子ども達が考え,行動してもらうことを目的とした授業等を実施するなど,県内の中山間地域を有する市町の小中学校を対象として「さとやまグリーンアクション」を展開してきました。

ここでは,それぞれの学校の取り組みを広く皆さんに知っていただくため,プロジェクトに参加した学校を紹介していきます。

 

第2弾で最初にご紹介するのは,安芸太田町立筒賀小学校です。

 空撮筒賀小 広島県最高峰・恐羅漢山のある山県郡安芸太田町の西部に位置する筒賀小学校は,児童数34名の極小規模校です。学校区には,1,000m級の山々が林立し,それらを源とする清流が太田川に注いでいます。

また,樹齢1,000年とも言われる大銀杏や全国レベルで評価される引き明けの森(秘境100選),井仁の棚田(棚田100選)など,誇りうる多様な自然・文化・景観が継承されており,これらふるさとの宝を教材とする学習を「龍頭学習」と称して,体験的・探究的な学びを進めています。

社会科の授業でアフリカのことについて学んでいた児童たちは,アフリカの子ども達がシューズを履けないために病気になっている現状を知り,何か協力したいとの思いからプロジェクトに参加。授業でアフリカの現状や資源の大切さについて学び,児童会が中心となって学校でシューズの提供を呼びかけました。

「世界の人が幸せになるために,自分たちにもできることがあるということを知ってもらうことができ,何より,日ごろの授業で学んだことが今回のアクションへ展開していることに意義深さを感じた」という担当の先生の話しが印象的でした。

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次にご紹介するのは,東広島市立三永小学校です。

 

西条盆地の東南に位置し,のどかな田園風景が広がる三永小学校の周辺は,ハッチョウトンボやオオタカといった県内でも珍しい動植物が生息するなど,豊かな自然環境に恵まれています。

学区を横断するように国道2号線と新幹線,東広島・呉自動車道が走り,交通の利便性が向上していることと,東広島駅周辺の土地開発により,住宅・マンション・アパ-トなども増えたことから,近年は駅周辺の児童が増えています。

クラス数は13学級,児童数は全280名で,「みながっ子」達はここで日々楽しく,そして一生懸命に学習しています。

今回,このプロジェクトの中心となったのは4年生43名です。社会科でリユースについて学習していた4年生達は,このプロジェクトを通じて,改めて資源の大切さについて学び,全校児童に趣旨を説明し,シューズの提供を呼び掛けてくれました。

「社会科で勉強したリユースが実践できてうれしい」と話す児童の声は,このプロジェクトの学習としての意義を改めて実感するものになりました。

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