さとやま未来博コンセプト

これからのニッポンの見本になる

日本は、変化あふれる山々や川、海、生い茂る森など、豊かな自然をすぐそばに感じることができる里山の国です。

きもちのいい空気。おいしい水。恵まれた食べもの。そして、行き交う人びとの温かいコミュニケーション。
里山には、魅力的な暮らしや知恵がふんだんにあります。

「人」と「自然」が共生する空間として培われてきた里山には、そこに息づく生きものと自然の恵み、そのどちらもが関わってこそ成り立つ、たくさんの「たから」があるのです。

そこでは、お母さんやお父さん、おじいちゃんやおばあちゃん、そして、外からやってきた若い人たちまで、みんなそれぞれ、いろんな未来を夢見ていて、想いを重ね合わせると、そこには懐かしい未来のカタチが見えてきます。

私たちは、都市部の生活において、とかく経済成長や、人との競争を優先しがちな時代を経てきました。
でも、目まぐるしさと隣り合わせの“豊かさ”をそろそろ見つめ直し、別の角度から、自分にとってほんとうの豊かさとは何か、を考えてみる時期なのかもしれません。

里山には、未来をつくっていく手応えがあります。
里山には、自分ゴトとして関わる楽しさがあります。
そして、ひろしまの「さとやま」には、あなたを待っている仲間がたくさんいます。

実はとてもシンプルなのだけど、なかなか見つけにくかった「自分だけのたからもの」を探せるワンダーランド。
自分が、まわりのみんなが、心から大きくうなづけるような充足した幸せを見つけられる場所。
私たちは、それがひろしまの「さとやま」の中にあると思っています。

命や自然や、人の営みや、地域を笑顔にさせる面白い取組みが、ぐるぐるとやわらかく回る。
これからの未来は、「さとやま」から始まります。

ぜひ、このひろしまの「さとやま」に遊びに来て、関わってみてください。
その土地に暮らす人たちや、同じ想いや感覚をもつ、気の合う“これからの仲間”との出会いを通して、
あたらしい関係性を育んでください。

平成29(2017)年3月、ひろしまの里山からはじまる、わくわくする未来のつくりかた。
ここから、お手本にしたいニッポンの未来の姿が見えてきます。
「ひろしま さとやま未来博2017」は、これからの社会をおもしろくしていくエキシビジョンです。

3つの視点

多様性 ~ダイバーシティ~
「豊かさ」の尺度は人それぞれです。
都市に住む人、中山間地域に住む人、異なるスキルや経験、発想を持つたくさんの人材が交わることによって、中山間地域の人材ネットワークを構築します。
創発性 ~イノベーション~
チャレンジの数だけ「可能性」は無限です。
これまでとは全く異なる視点で地域の宝を探し、自由な発想で生かし、大きく育てることによって、中山間地域に新しい価値を生み出します。
持続性 ~サステイナビリティ~
地域に愛情を持つ人たちが主役です。
一人ひとりの想いで地域に「あるもの」を生かし、磨き、積極的な利用を促すことによって、事業が終了した後も、活動が自主的に展開される仕組みをつくります。

■かつてあった「地方=周辺」「東京=中央」の図式は、いま大きく変わってきています。
実はほんとうに最先端でわくわくすることは、日本の地方から始まっていて、地域に関わることのおもしろさを一番感じているのは東京などの首都圏に暮らす若い人たちかもしれません。

■広島県では、これまで取り組んできた「定住人口」や「交流人口」の拡大に加え、県内の都市部に住む人たちも含めて、そこに住んでいないけれど、自分で何度も足を運んで、自分の視点で地域の宝ものを見つけ、その土地の人たちとつながりを持ちながら、地域づくりに関わっていく人たち…。
そんな、「定住人口」と「交流人口」の間に位置する《関係人口》をたくさん増やしていきたいと思っています。

■多様な人たちが集まり、里山里海に新しい価値を生み出し、プロジェクト終了後も、その活動が連綿と続いていくこと。
「さとやま未来博」では、そのための3つの視点を基本において、中山間地域の未来へ向かう、新しい地域づくりのうねりをさらに加速していきたいと思います。